私はイタリアでの就活にかなり苦労した過去があります。
四苦八苦した結果、職を得てその後にイタリアでの転職も経験しました。
オフィスワークに絞って、エントリーした数は100社以上。
受けた面接の数は、20社以上。
タップできる目次
海外就活に必要なマインドセット
イタリアで仕事を探そうとしているあなた、応援しています!
就職活動を始めるには、まずはマインドセットが大切です。
特に、初めて海外で就職にチャレンジする方は読んでくださいね。
イタリアで仕事を見つけたいと、周囲の人に話しましたか?
私はイタリア移住1年目に「仕事を見つけたい」と周囲の日本人に言うと
「イタリアでの就職は難しいよ。
失業率が高くて、イタリア人でも就職できないのに外国人を雇う会社があるの?」
とインターネットで読んだままの情報を知った被る人がいました。
別の人には「ちあちゃんはイタリア人より働き者だから、仕事見つかるよ。」
と根拠のない理由で励まされました。
周囲のイタリア人には
「イタリア語通訳者の日本人に会ったことあるけれど、君のイタリア語は比べ物にならないよ。」
と言ってきた人がいました。
そもそも彼らは
・イタリア就職市場でエントリーしたことがない
そもそも私は
・イタリア人と同じ土俵でエントリーするつもりはない
・通訳者を目指していない
このような言葉を真に受けて落ち込まないでください。
海外就活の成功者は、そのようなことを言いません。
イタリアで働いた経験者は、イタリアにも仕事があることを知っています。
だから就労が不可能だと言いません。
おすすめイタリアの求人サイト
実際に面接や内定まで繋げられた厳選3サイトを紹介します!
- Indeed
日本版もある世界ナンバー1の求人検索エンジンIndeedは、
イタリアでも利用者が多い検索エンジンです。
始めはMonsterやInfoJobsも登録したけれど、最終的にはIndeed一択。
雇用主の企業が直接求人していることもあるし、
あらゆる就職斡旋会社の新着求人も表示されます。
履歴書も登録してください。
イタリアの大企業の人事や、在イタリアの日本人雇用主が直接コンタクトを取ってきて
面接に呼ばれたこともありました。
求人検索エンジンIndeedのリンクはこちら - LinkedIn
あまりにも有名な、ビジネス特化型SNS。
イタリアで仕事を探したいなら、LinkedInのプロフィールも必ず整えてください。
イタリアでスカウトやヘッドハンティングをする人も使っています。
私のプロフィールを見たヘッドハンターから、
オファーのメッセージを直接もらったこともありました。
ビジネス特化型SNS Indeedのリンクはこちら - FASHION JOBS
ファッション業界に特化した、求人検索サイトです。
ファッションの国イタリアは、ファッション業界の求人が多い。
私はファッション業界での経験があったので、
日本語能力や日本とは一切関係がない募集も、
FASHION JOBSの検索から面接に繋げることができました。
FASHION JOBSのリンクはこちら
イタリア・ヨーロッパの人材サービス会社
- Adecco Italia
世界最大の人材サービス会社Adeccoは、イタリアに300拠点展開しています。
サイトに履歴書を登録した数か月後に、選択した支社から電話があり事務所に面接に呼ばれました。スタッフは優しかったです。
私の経歴やスキルに合った求人があると電話で直接連絡があり、3回オファーをもらいました。
Adecco Italiaのリンクはこちら - Gi Group
ミラノに本拠地を置く、イタリアの大手人材サービス会社Gi Groupは、イタリアに200拠点展開しています。
Indeedの検索で私が経験を積みたかった業界の求人を見つけてエントリーして面接を受けたことが2度ありました。
遠方に住んでいたり、コロナ禍だったのでオンライン面接を受けて、スタッフの印象はよかったです。
Gi Groupのリンクはこちら - Centre People
ロンドンが拠点の、日系人材サービス会社です。
ヨーロッパの日系企業の求人を扱っていて、履歴書を登録したら、ミラノの日系企業の求人のオファーの連絡をメールで直接3回もらいました。
日本人スタッフからの連絡でしたが、ロンドンからだったのでメールでのコミュニケーションは英語でした。
Centre Peopleのリンクはこちら
人材サービス会社が扱う求人もたくさんエントリーして、エージェンシーの担当との面接から、紹介先の企業との面接に進んで内定に繋げられました。
興味がある求人を探してエントリーするのと同時に、まずはAdecco、ManpowerやCentre Peopleに履歴書を登録しよう!
イタリア在住の日本人のための総合情報サイト
- イタリア掲示板
イタリアの生活情報掲示板サイトで、求人の掲載があります。
トリノ・ ナポリ・ フィレンツェ・ ミラノ・ ローマ・ ヴェネツィアの6都市は、町ごとに独立した掲示板サイトそれぞれに募集の書き込みがある。
私は、ミラノ掲示板とフィレンツェ掲示板に雇用主が直接投稿していた求人に応募し、面接や仕事のオファーに繋げることに成功しました。
日本人経営の日本食レストランのスタッフの募集が多いです。
日系企業のオフィスワークや、大手コンサルティングファームや大手監査法人のグローバルグループのイタリア法人の募集が出ることもあるので、こまめにチェックしましょう。
ミラノ掲示板のリンクはこちら
フィレンツェ掲示板のリンクはこちら - イタリア留学Abbicci
イタリア留学・就職・生活情報サイトで、イタリアでの就職準備のお役立ち情報もあるサイトです。
日系企業の求人に応募し、面接や内定に繋げることに成功しました。
イタリア留学Abbicciのリンクはこちら
求人は、新掲示板に掲載されていて、ログインする必要があります。
日系企業と言っても、待遇は企業によります。
好待遇な企業のポジションはなかなか人が辞めない。
なので仕事を探しているタイミングで空きが出て求人が出たらチャンス!
就職活動に必要な言語
このページで紹介した求人検索エンジンIndeedやFASHION JOBS、人材サービス会社に掲載される求人は、基本的にイタリアに住む人のための募集です。
基本的に、イタリア語で書かれています。
英語のコミュニケーションが必要な業務は、英語で書かれていることもあります。
私は、募集要項の言語に合わせて、イタリアで書かれていたらイタリア語の履歴書、英語で書かれていたら英語の履歴書でエントリーしました。
履歴書が目に留まれば、2~3日以内に電話がかかってきて面接に呼ばれるケースが多かったです。
電話やメール、面接中の会話は、イタリア語でした。
英語力が応募条件にあった場合、面接中に英会話のテストをされました。
日本人向けの生活情報掲示板サイトに掲載される募集はほとんど日本語で、
電話やメール、面接中の会話も日本語でした。
終わりに
私はイタリアに移住してイタリア語をゼロから始めました。
そこから3カ月後にはイタリア企業に履歴書を送るために人事にイタリア語で電話していました。
語学にもコミュニケーション力にもずっと自信がなく、コンプレックスでした。
それでも、努力と行動は誰よりもしたと胸を張って言えます。
行動しなければ何も始まらないので、海外就職を夢見る方は
ここで紹介したサイトに1つ登録してエントリーすることから始めてみてくださいね。
イタリア移住1年目に、ガチの就職活動をしました!
海外就職の生の体験を通して仕事探しに本当に使えると思ったWebサイトを
まとめます。