私の周りで、国際結婚して、ヨーロッパに住んでいる日本人は、
圧倒的に❝出会った場所は海外❞という友人が多いです。
相手の出身国であったり、
あるいは、第三国（お互いにとっての外国）で出会ったという話も、
よく聞きます。
私はイタリア人男性と結婚し、イタリアに住んでいますが、
日本で出会い、私には海外に住んだ経験もありませんでした！
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データで見る、日本人の「国際結婚」
2020年の統計によると、日本人の国際結婚における配偶者の国籍は、
夫が日本人の場合は韓国・朝鮮、中国、フィリピン、タイ、米国の順に上位を占めています。
一方、妻が日本人の場合は、韓国・朝鮮、米国、中国、ブラジル、英国の順に多いです。
周囲にヨーロッパの人と婚姻している友人知人がそれなりにいるので、自分の周りの平均値で捉えてしまいがちになりますが、
結婚相手がイギリス以外のヨーロッパであるケースは少なく、「その他」扱いになるようです。
記事を作成する際に参考にした資料は、『結婚と家族をめぐる基礎データ』です。（参考：内閣府男女共同参画局「結婚と家族をめぐる基礎データ」, 2022年2月, 81ページ）
海外で外国人のパートナーと出会うきっかけ
下世話な話ですが、カップルの出会いのストーリーを聞くと、
まるでドラマのようで、運命の人、ソウルメイトが引き寄せ合った瞬間のエネルギーを感じて、
心が躍ります。
1,000組のカップルがいれば、1,000通りのストーリーがあるんですよね。
留学やワーホリでの出会い
まず初めに想像するのが、留学やワーホリ中の出会いではないでしょうか。
私はイギリスでの留学経験がありますが、留学生同士で結婚したクラスメイトが実際にいました。
国際色豊かな夫婦共通の友人が多く、卒業後も国境を越えて付き合いがあって素敵だなと思います。
留学生同士の第三国での出会い、地元の学生との出会い、あるいは学校外で現地の人と知り合って結婚し、そのまま留学先の国に住み続けた友人もいました。
私はイギリス留学前からイタリア人のパートナーがいたので、
留学先でのロマンスはありませんでしたが（笑）。
色々な国の男友達ができ、いまでもSNSで繋がっています。
海外赴任中の出会い
国際的な環境で仕事がしたい人にとって、海外駐在を前提にした日系企業の求人に応募することは、海外に住む近道です。
そして、海外赴任中に運命の出会いがあり、そのまま現地採用され海外に残ったという話も聞いたことがあります。
海外旅行先での出会い
最後に、海外旅行中の出会いです。
「旅先での出会いは一期一会である」という言葉がありますが、
旅先で運命の相手に出会った、恋愛ドラマのようなエピソードも、本当に聞きます。
私は夫と出会う前に、ポーランドに旅行に行ったときにイタリア人男性と知り合う機会がありました。
Facebookを交換し、夫がいるので会うことはありませんが、その後もときどき気軽に連絡をくれるような人です。
イタリア人の恋人との出会い
イタリアは英語が公用語でない国なので、英語留学や大学正規留学などで留学する人の数は多くはないでしょう。
音楽や料理など、イタリアの文化や芸術への情熱があって留学する人が大半です。
とにかくイタリアが好きで、イタリア語学留学というのもありますね＾＾
イタリア留学中に現地の人と出会い、イタリアに住み続けることになったという人。
留学後に現地で就職し、職場結婚なんて話もありました。
日本国内での出会いは？
ここまで、日本国外での出会いについて、お話してきました。
では、留学やワーキングホリデーなど、海外経験がない場合は？
実は私は、海外生活経験なくして、日本で夫と出会いました。
自然なことかもしれませんが、周囲では日本に住んでいる国際結婚カップルほど、
日本で出会ったケースが多いです。
日本での出会いの場合、パートナーは、
パートナーは、アニメなど、日本のカルチャーが大好きなタイプと、
特に日本に興味があったわけではないが、仕事のために日本に来ているタイプにわかれます。
出会いのきっかけは、日本人同士と同じように
・職場
・友人の紹介
・ナンパ
・マッチングアプリ
などがあり、外国人のパートナーならではの、
・国際交流会
・語学学習の相手
という出会いもあるでしょう。
恋活・婚活、ランゲージエクスチェンジのパートナーを探すマッチングサイトやアプリの場合は、お互いに別々の国に住んでいて出会うことも可能ですね。
まとめ
国際結婚をしていると、「どこで、どうやって出会ったの？」と聞かれることがよくあります。
海外に飛び出さなくても、運命の外国人のパートナーと出会うきっかけは、不意に訪れます。
運命の足音に気付きましょう。
カップルが結婚後に住む場所は、日本であったり相手の出身国であったり、どちらの出身国でない場合もあります。
遠距離婚で別々の国に住むのもあると思います。
どんな形であれ、どこで出会ったとしても、その先にどこで暮らすのか。
本音で望む未来はなにか、自分自身に問いかけてみてください。
